ブレイン総合型401k導入企業インタビュー


産案グループ様ブレイン総合型401kインタビュー
産案グループ
  株式会社産案
  株式会社アクシアエージェンシー
所在地: 東京都千代田区神田
業種:広告代理店
従業員数:190人
URL:http://www.san-an.co.jp
産案グループ様
富山: 今日は平成17年4月から401kを導入された株式会社産案の酒井社長にお話をお伺いします。酒井社長よろしくお願いいたします。
酒井: よろしくお願いします。


きっかけは適格退職金制度の見直し

富山: 産案様はフジサンケイグループ専属の広告代理店で昨年創業50週年を迎えられました。従業員の方も180人を越えて大変ご発展ですが、今回の401k導入の経緯をお話いただけますか。
酒井: はい、もともと退職一時金制度があり、昭和40年から適格退職年金でその一部を積み立てていました。幹事だった会社の破綻や、適年の廃止決定で、退職金問題について検討する体制に入ったのが、平成14年の11月でした。
富山: その時に、ブレインが日経に紹介された退職金コンサルティングの記事をご覧いただいて、退職金制度の見直しをご依頼いただいたのですね。
酒井: そうです。分析していただいた結果、不足もだいぶあることがわかりました。
また、人事制度は何年か前に見直し、社員のやる気を引き出す仕組みにしていたのですが、退職金は手付かずで、基本給に勤続年数をかけたものになっていることもご指摘いただき、これは今後のために何とかしなければと思ったわけです。

ポイント制退職金制度の導入

富山: そこで、ポイント制の退職金制度を導入して社員のみなさんに説明したのが、ちょうど1年前(平成16年の4月)でしたね。
酒井: ええ、社員からはせっかく良い人事制度にしたのだから、もっと早く退職金制度も直してほしかったという意見が出たほどで、この問題に意外に社員の関心が深いのを感じました。
富山: ポイント制退職金制度導入から401k導入までに1年かかりましたが。
酒井: 去年の4月の段階ではまだ401kというのはあくまで選択肢としてはあるという程度の認識で、あまり現実的とは思っていませんでした。

401kの導入はとても無理?

富山: 401kに今ひとつ関心が薄かったのはなぜでしょうか。
酒井: 社員は若い層が多く、平均年齢は31.9才です(平成17年5月現在)。また広告代理店という業種は営業も制作もいつも締め切りに終われる毎日で、とても投資の勉強をするような余裕はないのではないかというのが経営陣の意見でもありました。
私も、401kは自分で商品を運用していくわけですから、我社の社員にはとても無理だなぁ、と漠然と思ってたわけですね。
富山: どんな変化が御社の中におきたのでしょうか。

ブレインとの勉強会で意識に変化が

酒井: ブレインさんにやっていただいた勉強会で、退職金制度プロジェクトチームの意識が変わったということが直接のきっかけになりました。2ヶ月に1回程度だったでしょうか401kや他の年金制度、それを我社に導入した時のシミュレーションなどを中心にレクチャーしていただきました。
富山: 適格退職年金との費用比較などもしましたね。
酒井: 適格退職年金に事務費がかかっているというのは、ある意味盲点だと思いました。新しいことをやろうとすると、どうしてもコストが気になりますが、適格退職年金を廃止して、401k制度をはじめたほうが今よりもむしろコストが安くなることなども驚きでした。

中退金との比較も

富山: 401k導入という方向性が固まったのは、昨年の12月くらいだったかと思いますが。
酒井: ええ、そうでした。プロジェクトのメンバーも適格退職年金で貯めてきた資産を移すことができる制度で、しかもフレキシブルに運用できる制度は401kしかないということで意見が一致しました。
しかも掛金は損金になります。中小企業退職金共済も最後まで検討しましたが、我社も100人を超え、今後中小企業の範疇に入らなくなるということも視野に入れると、やはり無理だという結論に達しました。

退職金ポイントの30%を401kへ拠出

富山: 拠出も退職金ポイントの30%ということで1月に導入を決定し、今、社員への説明会、投資教育を終えられて、社員の皆さんはいよいよ商品選択という段階ですね。
社員の皆さんの反応はいかがでしたか。
酒井: 意外に静かでした(笑)。株式などに投資をしたことがある社員も何人かはいるようで、説明会の際には細かな質問が出たりする場面もありました。もっと沢山401kに入れてほしいという意見もあったくらいでした。
富山: 私が導入の投資教育をさせていただきましたが、20代の方たちは老後の資金といってもあまりピンとこない面もあるようですが、35〜40歳以上の方は老後の生活設計もそろそろ気になるのでしょうね、とても真剣に聞いていただきました。

投資経験を仕事にもプラスに

富山: 社員が仕事中に投資の話ばかりしてるんじゃないかと心配する社長さんもいらっしゃるようですが。
酒井: 役員の中にも投資経験のある者がいて、もちろん401kにも理解がありますが、そんなに401kの話ばかりしてるわけがないと。(笑)むしろ401kでの投資経験を通じて世相や経済状況にもっと興味を持つようになれば、仕事にもプラスになるのではと期待しています。
富山: 1年後には継続投資教育も行います。アメリカでは「ただお金が拠出されているだけのボアリングシステム(たいくつな制度)」などというジョークもあるようですが、社員の皆さんに興味を持ち続けていただけるよう私も頑張りたいと思います。
酒井社長、今日は有難うございました。
酒井: 有難うございました。


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